5ZJ-05
天井に下方へ向けて設置したRGB-Dセンサによる学生の行動認識手法の検討
○森村光輝,田村律起,Mariana Mie Takaoka Okazaki,常松奏音,水谷晃三(帝京大)
教室内に設置したRGBセンサなどによって学生の行動を認識し,認識結果を活用して授業の改善を試みる研究が行われている.センサの設置の仕方によっては,遠方の学生の認識精度が低下することがある.また,グループワークなどでは通常時と異なる向きで学習活動を行うこともあり,オクルージョンが生じてそもそも認識できないことが起こりうる.これらの課題を改善するため,本研究では,天井に下方へ向けて設置したRGB-Dセンサで学生の行動を認識する手法を検討した.センサから取得したデータを授業中の学生の行動を学習させた物体認識モデルで認識する.本稿では,物体認識モデルにYOLOv8を用いて認識精度について検証した結果を述べる.