情報処理学会 第87回全国大会

5ZG-05
化学物質の分析に向けた特徴量の算出と前処理用ワークフローの開発
○古杉大成(滋賀大),鶴澤俊浩,島津佑汰(日東電工),神保和弥(NISSHA),江崎剛史(滋賀大)
普段の生活で何気なく使用している衣類や接着剤そして医薬品など、多くのものは化学物質から作られている。新しい物質を開発するためには、膨大な時間と費用がかかる。そこで、実験を削減して効率よく物質の開発を進めるために、データから特性を予測するモデルの開発が期待されている。
そこで本研究では、化合物情報から特徴量を算出し、データ分析を行うための前処理ツールの開発を目指した。949個の物質の材料特性に関する計測結果を記載した1個のExcelに対して、ワークフロー構築システムであるKNIMEを使用した。化合物の情報を表す文字列から特徴量を算出し、予測に有効な変数の選択を行った。