5ZF-04
仮想空間での散策における周囲の会話言語が「観光感」に与える影響の検証
○清水 凌,安藤雅行,大津耕陽,泉 朋子(立命館大)
本研究では、仮想現実(VR)空間内の観光において「観光感」を高めるために、周囲の歩行者が話している会話言語に注目する。実空間の観光において周囲から聞こえる「音」は、観光体験を印象付ける上で欠かせないものであり、馴染みのない言語が聞こえてくる環境は観光の非日常感を増強する可能性がある。また、外国語の中にも英語のような馴染みのある言語と、全く聞いたことのない馴染みのない言語があるが、実際には存在しない、仮想空間内での観光の場合、言語に対する馴染みの程度が環境の把握や観光らしさに影響を与える可能性がある。そこで本研究では、母国語と馴染みのある外国語、馴染みのない外国語を対象に、NPCから聞こえてる言語がVR観光における観光感に与える影響を検証する。