情報処理学会 第87回全国大会

5ZB-09
重機の遠隔操縦の操作性向上に向けたハプティクスデバイスの導入と検証
○河野大地,武田和久,山下晃弘,松林勝志(東京高専)
二次災害防止のため,重機の遠隔操縦が研究されている.本研究では,バックホウのバケットが受ける反動や衝撃などを操縦桿にフィードバックするハプティクスにより,リアル感を高め,実際に重機に搭乗しているときと同様の操作性を実現することを目指す.具体的にはバケットにマイコンを取り付け震動や動きを加速度としてピックアップする.その加速度を操縦桿に力としてフォースフィードバックを行う.操縦桿には動きや力を再現することができるフォースフィードバックジョイスティックを使用する.操作性向上の検証は,当面バックホウのラジコンを用いて行う.