情報処理学会 第87回全国大会

5ZA-08
拡張現実を利用した視覚・聴覚のクロスモーダル効果が有酸素運動に与える心理的影響の検証
○山内涼太郎,小松久美子(帝塚山学院大)
近年、拡張現実(AR)はエンターテインメントや教育だけでなく、健康促進やリハビリテーションの分野でも注目を集めている。本研究では、ARを活用した運動が視覚・聴覚のクロスモーダル効果をどのように生み出し、心理的な部分にどう影響を与え、運動データや心理的効果の差異が発生すると期待できる。
実験では、ARグラスを装着した状態で運動タスクを実施し、心理的効果をアンケート調査、消費カロリー量、心拍数、心電図の運動データを比較し、評価する。また、クロスモーダル効果の特性を明らかにするため、視覚刺激および聴覚による刺激の組み合わせがもたらす影響について検証していく。