5W-08
マルチエージェント社会シミュレーションのための都市モデル生成機構の開発
○天満亮太,吉添 衛,服部宏充(立命館大)
都市は多種多様なシステムが複合し、都市機能が高密度に集積する大規模複雑な人工物であり、人々が日常を過ごす場でもあることから、そのデザイン法は重要な課題である。本論文では、マルチエージェントシミュレーション(MAS)を用いて好ましい都市のデザインを探索するアプローチを採るため、多種多様な機能が縦横に連なる都市のモデルを生成する機能を開発する。本機能は好ましい都市機能の組み合わせと配置を遺伝的アルゴリズムに基づき決定するもので、MASと連携して人々の動態を最適化する都市のデザインを生成するためのモジュールとして実装する。