情報処理学会 第87回全国大会

5Q-01
思考の言語化過程と脳波の関係
○畑口悠斗,坂 智樹(電機大),森石 豊(スタジオユリグラフ)
脳波(EEG)は脳の電気活動を測定するものであり,この解析で脳の状態や意図を理解するための重要な手段である.しかしながら,脳波の解釈が一般の人々には難解であり,あまり一般化されていないという課題が存在する.この問題を解決するために,近年急速に進歩している自然言語処理技術や生成モデルを活用し,脳波を人間がにもわかりやすい形で翻訳することを提案する.
本研究ではあいまいな質問における思考時の脳波データをAIを用いて人間の理解できる形に変換する方法を開発することを目指す.