5J-03
RTK-GNSSを用いた野生動物と電気柵異常検出のための見回りロボット
○三浦修平,仙波翔吾,齋藤 寛(会津大)
農村部では,野生動物による人身被害や作物被害が増加している.野生動物対策として電気柵の設置を行っているが,電気柵が正常に稼働しているかを確認するために,人手による見回りが必要となる.しかし,農村部では過疎高齢化が進んでいるため,見回り作業は住民にとって大きな負担となっている.住民の負担を軽減するため,ロボットによる自動化が考えられる.本研究では,RTK-GNSSを用いて自動走行しながら,深層学習にて野生動物,電気柵の異常を自動で検出するロボットを提案する.また,動作確認を通じて,提案するロボットの消費エネルギーや物体検出精度を確認する.