情報処理学会 第87回全国大会

5G-02
荒川流域の洪水被害による交通ボトルネックの検証
○櫻井智也,馬塲弘樹(中大)
近年水害による被害が多く発生しており、その中でも浸水によって避難や支援が遅れが懸念されている。災害時の交通上のボトルネックの発生は避難や支援の遅れにつながり、被害の拡大につながる可能性がある。そこで、本研究は水害時の交通ボトルネックを探り、交通遅延を見つけることで災害後の支援をスムーズにすることを目的とする。GISを活用して実際に荒川流域で水害が発生した想定で、どの程度交通遅延によって支援が遅れるのかを分析する。分析結果から交通遅延が発生しやすい地点を見つけ出し、その特徴を探る。