5F-02
生成AIを中心とした研究組織運営に関する検討
○河又恒久,山本純一,白鳥行大,天野悟司,梅森健志,水野良祐(NECソリューションイノベータ)
近年、生成AI技術の発展は目覚ましく、企業においても様々な業務での生成AI利用が始まっている。研究開発も例外ではなく、今後AIによる業務変革が進んでくることが見込まれる。そこで、本論文では、生成AIを中心とした研究組織運営に関する検討を行った。
最初に生成AIを使って研究組織を運営する際の課題を明らかにした。その上で筆者の所属する組織をモデルに、課題解決の方向性を示し、理想とする研究組織運営システムの全体構想を提案した。初期の実装として生成AIに必要な研究データを蓄積する仕組みを構築し、半年間組織運営を行い、生成AI利用に向けた今後の展望を明らかにした。