情報処理学会 第87回全国大会

5D-06
心拍数回復中の特徴を用いた運動による疲労の検出方法
○田中隆浩,山中雄介(東海理化電機製作所),早野順一郎(名古屋市大),舟橋正根(東海理化電機製作所)
自動車運転時のドライバの状態をバイタル情報から検出し、安全運転支援を行うドライバモニタリングシステムの開発が求められている。特に、ドライバの疲労状態を検出することは、居眠り運転や漫然運転の発生可能性を事前に予測しドライバへの注意喚起に利用できるため、一定の有用性があると考えられる。しかしながら疲労の評価方法には曖昧な側面が多々あり、バイタル情報と疲労状態を関連付けるのは容易ではない。本研究では、「運動による疲労状態」と「心拍数の一時的な上昇後の回復過程における特徴」との関係を検証した結果を報告する。