5B-02
相対的なパーツの位置関係を用いた情報量の少ない対象の自動位置合わせ手法に関する評価
○大澤 想,加島隆博(三菱)
制御盤点検作業向けの変化点検出システム実現のため,撮影時のノイズを含み,かつ似た特徴や配置が多く,情報量が少ない盤に対し,高精度な位置合わせを実現する相対位置を用いた位置合わせ手法を提案し,撮影距離と角度について評価を実施した.結果として,提案手法は対象を近距離で角度を付けずに撮影することで,今回評価した盤では全て位置合わせに成功し,距離やヨー角度に従来手法よりロバストであるが,ロール角度には課題が残ることが分かった.