情報処理学会 第87回全国大会

4ZL-02
健康経営に基づく従業員健康状態把握のための情報システム基盤構築
○家老彩季,梅原颯太,山崎達也(新潟大)
少子高齢化で生産年齢人口が減少する中,職場の男女平等と働きやすい環境作りが求められている.その一環として注目される健康経営では,従業員の健康管理を戦略的に行うが,日々の健康状態を把握するのは困難である.そこで,本研究では企業の健康経営を支援するため,従業員の健康状況を自然に把握する情報システムの基盤作りを行うことを目的としている.本稿では,協力企業に従業員の健康に関する意識調査を実施してもらった結果に基づき,基盤を構成する要素として,アンドロイド端末で簡易に従業員の日々の脈波を測定するシステムや,健康状態に応じた自動仕事割当て手法を提案する.