情報処理学会 第87回全国大会

4ZK-01
機械学習 AI ツールを用いた実写映画化の成功予測とその要因の考察
○赤羽海飛(武蔵野大),朝倉朝倉(新潟総合学園),岡田龍太郎(武蔵野大)
近年,漫画や小説などの実写映画化が盛んに行われているが,批判の声も大きい.それは CG の使用,ストーリー改変,キャラクターの再現度など実写化ならではの難しさがあることによる. 本研究では,機械学習 AI ツールを用いて実写映画化の成否を予測するモデルを作成し,特徴量の重要度から実写映画化の成功と失敗の要因を考察する. 学習に使用した2012年から2022年の10年間に公開された漫画原作の実写化映画100作品について,「原作のアニメ化有無」,「原作人気度」,「演者の受賞歴」,「CGの使用度」など原作と実写化に関わる項目を数値化した特徴量データベースを作成した.