情報処理学会 第87回全国大会

4ZJ-03
SfMによる大規模構造物3Dモデル構築のためのドローン空撮方法に関する研究
○志村燿平,櫻井 淳(文教大)
国土交通省では、都市3D空間モデルのPLATEAUの整備を進めるなど、都市計画、都市活動のシミュレーション、防災や防犯の対策などあらゆる場面で3Dモデルが活用されている。そうした3Dモデルを構築する手法の一つとして、ドローン空撮画像によりSfMを用いる方法がある。
既存研究において、ドローンを利用したSfM法による屋外構造物の高精度化の試みは行われているものの、対象範囲が限定的であり、大規模かつ複数の構造物を対象とした3Dモデル構築に関する研究はほぼ見当たらない。
そこで、本研究では、大規模構造物を対象に、複数のドローン空撮方法を比較することで、SfMによる3Dモデル構築の品質向上を目指す。