4ZH-07
複数人で実施する高齢者eスポーツゲームを利用した介護予防システムの試作
○松坂直也,浦島 智,森島 信,鳥山朋二(富山県大)
近年、高齢者人口の増加に伴い介護予防が重要視されている。介護予防はある一定の時間継続的に取り組むことが必要である。我々は、複数の高齢者が競争性の高い対戦形式のゲームを実施することで楽しさが増加したり、協力してゲームを実施することで高い達成感を得たりすることができ、それらがゲームの実施を永く継続させることに繋がるという仮説を立てた。そこで、使用者同士競い合う形式及び、使用者同士協力する形式の2種類の高齢者向けeスポーツゲームシステムを試作し、評価したところ、楽しさややりがいの向上、実施意欲の高まり、コミュニケーションの増加が確認され、継続性を高めると考えられる要因が向上していることを確認した。