情報処理学会 第87回全国大会

4ZG-06
メタバースにおける発話言語の変換による話者の振る舞いの影響
○岩野智総,村上陽平,モンティーラー ピタクスワン(立命館大)
メタバースでは、アバターを用いることで現実空間における身体的制約を超えて活動することが可能となる。アバターの外見の変更がユーザーの行動に与える影響は「プロテウス効果」と呼ばれ、これまで多くの研究が行われてきた。本研究では、ユーザーが使用する言語に着目し、メタバース上での言語の変換によりプロテウス効果が生じるか検証する.具体的には,音声認識、機械翻訳、音声合成の技術を組み合わせて,音声翻訳サービスを構築し,ユーザーを擬似的にマルチリンガル化する。プロテウス効果を検証するために,交渉タスクを用いて,発話言語の変化が話者の行動に与える影響を分析する.