情報処理学会 第87回全国大会

4ZF-04
生成型AIとぬいぐるみ型ロボットを用いた高齢者支援システムの検討
○宮村彩水,中村喜宏(日大)
 近年、高齢化が進む中、高齢者の生活を支援する技術の必要性が高まっている。音声コマンドで操作できるバーチャルアシスタントは使いやすいツールとして期待されており、ぬいぐるみは安心感や親近感を与える潜在力を持つ。本研究では、これらの特性を統合したシステムを提案する。
 ぬいぐるみにマイクスピーカーやボタンを内蔵し、ChatGPTを連携させた音声操作システムを開発する。その後、高齢者を対象に利用実験を実施し、使いやすさや改善点をアンケートで収集する。さらに、生活に与える効果を使用前後の比較から評価する。
 本研究は、高齢者の自立支援と心理的安心感を提供し、高齢者支援技術の新たな可能性を示すものである。