情報処理学会 第87回全国大会

4ZB-08
LLMを用いた生体データに基づくフィードバックによる行動変容の促進
○望月省吾,高田秀志(立命館大)
超高齢化社会において,あらゆる人が活力を持って生活するには,労働生産性の向上や健康寿命の延伸が必要である.一方,これまで様々な施策によって健康行動が促されてきたが,運動や食事・睡眠に関する習慣の改善には至っていない.
我々が行動を実行に移すまでの心理的プロセスは,「行動意図の形成」,「実行意図の形成」,「行動」であると言われている.本システムでは,ユーザの生体データに基づいたフィードバック文をLLMによって生成し,行動意図の形成を促す.また,ユーザが行動計画を策定することによって,実行意図の形成を促す.