情報処理学会 第87回全国大会

4ZB-04
規格変更可能なシイタケ等級判別システムの提案
○大井広夢(静岡大),日野ひまわり,柳沢孝一(栄農人),野村祐一郎,峰野博史(静岡大)
本研究はシイタケの等級判別を自動化し,仕分け業務の負担軽減とコスト削減を目指すものである.現在,人手による判別は多くの労力と時間を要し,さらに業者ごとに異なる規格が存在するため,統一的な等級判別が困難である.本研究が提案する手法では,高速かつ高精度で多様な規格に柔軟に対応可能なシイタケ等級判別システムの開発を目指す.シイタケを傘の,①形状②大きさ③開き具合に基づいて3段階で分類し,閾値の調整により多様な規格に対応可能な仕組みを構築する.評価実験では,手作業で判別されたシイタケを用い,判別精度と処理速度を検証する.