4ZA-04
カメラと低消費電力エッジデバイスによるゴミ自動検出システムの検討
○阿部竜弥,國枝祐希,鈴木秀和(名城大)
ゴミ集積所におけるゴミの滞留状況のデータは,地域住民からのゴミに関する問い合わせへの対応時間の短縮や,ゴミ回収業務の効率化など,自治体やゴミ回収事業者にとって様々な利活用の可能性がある.筆者らは,ゴミ集積所にカメラ付きのIoTデバイスを設置することにより,ゴミ集積所におけるゴミの排出および回収時刻を動的に収集するシステムを提案している.本稿では,低消費電力エッジデバイスであるSpresenseをゴミ集積所へ設置して,エッジデバイス上で軽量物体検出アルゴリズムを用いてゴミを検出するシステムについて検討する.