情報処理学会 第87回全国大会

4ZA-03
勾配ブースティング法を活用したネットワーク型IDSの悪性セッション検出と実用性評価
○草野誠仁朗,堀内咲江(岐阜高専)
本研究では,勾配ブースティング法を用いたネットワーク型侵入検知システム(NIDS)を構築し,その性能を評価した.具体的には,他の機械学習アルゴリズムと比較し,正解率,適合率,検知率,誤検知率の4つの指標を用いて性能を分析した.評価の結果,提案手法は他のアルゴリズムと比較して,誤検知率が低く,正解率および適合率が高いという優れた性能を示した.一方で、ネットワーク上のセッションの一部しか検査できないという課題があった.