4W-03
ステレオ画像に対する3Dバウンディングボックス検出精度向上
○中井一斗,小谷直樹,杉川 智,村木祐太(阪工大)
近年,自動運転技術が発展している.それに伴い,LiDARセンサによって,周辺状況を3次元点群として取得し,車両領域などを3Dバウンディングボックスとして検出する手法が用いられている.しかし,高精度なLiDARセンサは非常に高額であり,すべての車両に搭載することは困難である.また,この問題を改善する手法として,画像から3次元点群を生成する手法が提案されているが,生成される点群はノイズや欠損部分が発生するため,3Dバウンディングボックスの検出精度が低い.そこで本手法では,ステレオ画像から得られた点群に対して,ノイズ除去や補完処理を用いて,3Dバウンディングボックスの検出精度向上を実現する.