4S-07
メタバース空間における人物投影機能を用いたパフォーマンスステージに関する研究
○古河 遼,田中成典,田中 超,小松隼士,荒木はるか,福井麻友(関西大)
メタバースは,仮想空間で新たな体験や活動を可能にする技術で,思い描いた世界をそのまま具現化できる特徴がある.パフォーミングアーツの分野において,重力や空間的制約を超えた演出により架空の空間創出が可能となる.事前練習の場として活用できるほか,高額で利用が難しい会場や特別な空間の再現も可能である.本研究では,メタバース空間内でパフォーマンスステージの制作と,実写投影技術を用いた新しい表現技法の制作に取り組む.この研究を通じて,メタバースの可能性を検証するとともに,パフォーミングアーツの分野で新たな表現方法の確立を目指す.