4S-02
Difference of Gaussianを用いた広視野コントラスト感度関数モデルの提案
○北上晃太郎,齋藤 豪(科学大),内川惠二(神奈川工科大)
周辺視野において人間のコントラスト感度関数(CSF)を測定およびモデル化することで描画計算コストの削減手法や顕著性分析に活用できると考えられている。しかし、先行研究のCSFモデルの多くは低偏心度までの測定データに適用しており、測定データを超える偏心度では外挿している。本研究では、我々が以前測定した高偏心度までのCSFのデータに適用することでDifference of Gaussianを用いたCSFモデルを提案した。測定データとモデルの誤差を評価することで、先行研究のモデルにおいて線形近似されていた偏心度増加に伴うコントラスト感度の低下を、提案モデルでは表現できることを示す。