4P-03
ダイアトニックスケールを考慮した旋律生成
○安隨詩音,小林亜樹(工学院大)
音楽旋律生成では既存楽曲の旋律を学習データとして用いているが、コード情報を直接に扱う例は見られない。 本稿では、旋律生成を行うLSTMネットワークに入力されたコード指定に対応するダイアトニックコードを優先して生成する仕組みを取り入れることで、曲全体のコード進行を考慮した旋律生成を行うことを目指す。提案した旋律生成ネットーワークを学習し、旋律生成を行わせ、主観的な旋律の良さと、生成時に指定したコードに対応するダイアトニックスケールの音階の比率などによって評価する。