4G-04
点字用スペルコレクタの開発
○伊藤祥一(長野高専)
指先に装着した感圧センサで点字をなぞると点字を日本語に翻訳するシステムの開発に取り組んでいます。指でなぞるという動作の特性上、まっすぐになぞれなかったり、点字を触る力の強弱がゆらぐことで誤認識が生じます。
誤った点字のパターンが入力として与えられたときにもそれを訂正して正しい日本語に自動訂正することができれば読み取りの精度の向上に直結します。また、読み取ったデータが多少のノイズ混じりでも正しく訂正できるとなれば
非常に高価で高精度なセンサを無理に使わずとも点字を読むうえでは支障がなくなります。
本研究では、感圧センサで点字をなぞったデータを入力として正しい日本語テキストを出力するためのスペルコレクタの開発について現状を報告します。