4D-06
大規模マルチモーダルモデルを用いた行動理解による認知リハビリテーション振り返り支援システム
○松田 展,佐野睦夫(阪工大)
本研究では、高次脳機能障害者の認知機能を改善することを目的とした、行動理解による認知リハビリテーション振り返り支援システムを提案する。本システムは、掃除リハビリテーションを採り上げ、映像ログから、大規模マルチモーダルモデルに基づき行動理解を行い、同時に、掃除の手順や効率性などの認知機能に関する評価を振り返りのときにフィードバックし、気づきを提供する。実験では、2名の被験者の掃除リハビリテーション動画を使用し、システムの出力内容に関する評価を行った後、結果に対して考察を行う。