4D-01
動き生成技術を用いた骨格データにおける補間手法の有用性に関する検討
○雲 河晨,景山陽一,石沢千佳子(秋田大),加藤伸彦,五十嵐健,川本 健(エイデイケイ富士システム)
近年,画像処理および深層学習の発展に伴い,多様なアルゴリズムが開発され,各分野で広く応用されている.その中でも,動作認識手法は,作業動作の内容や作業者の体調を推定できる技術として注目され,建設現場における安全管理システムの開発に活用されている.しかしながら,作業環境の状況やカメラの撮影角度によっては,身体の一部が物体に遮蔽され,身体情報の検出や骨格データに基づくモデルの推定が十分に行われない場合がある.本稿では,動き生成技術を用いた骨格データの補間手法を提案する.具体的には,内装の工事現場において取得した動画データを対象とし,遮蔽状態下での動作認識精度に対する補間手法の有効性を検討した.