情報処理学会 第87回全国大会

2ZP-06
高低差があるVR空間における効率的な移動手法の提案
○桐畑 響,石川知一(東洋大)
私たちは、高低差があるVR空間で効率的な移動手法2つ、SphereBackcast法とPenetration法を提案する。どちらも直線で移動先を指定し、直感的に高所へ移動できる。3種類のステージを用いた比較実験を22人の参加者が行った。その結果、従来の円弧ベースの移動法より、2m以上高低差がある場合に大幅に移動時間が短縮された。また、NASA-TLXとSUSを用いたアンケートを行った結果、被験者の作業負荷が軽減され、ユーザビリティの向上が示された。