情報処理学会 第87回全国大会

2ZP-02
3Dアバターダンスの自動撮影のためのカメラモーション生成
○服部 嵩,長尾 確(名大)
本研究は、3Dアバターダンスの映像化における課題解決を目的とし、機械学習を用いてカメラモーションを自動生成する手法を提案する。VR技術の普及により3Dアバターダンスの需要が高まる一方で、個人制作では固定カメラ映像が多く、魅力的なカメラワークの実現が困難である。提案手法では、カメラモーションを「カット割り」と「カメラワーク」の二要素に分け、楽曲情報やダンスモーションから生成する。深層学習やルールベース手法を用いてこれらを実現し、生成結果を人の作成した映像と比較評価することで精度を検証する。本研究は、専門的な知識がなくても高品質な映像制作を可能にし、VR市場のさらなる拡大を促進することを目指す。