情報処理学会 第87回全国大会

2ZP-01
舞台演出効果を伴うリハーサルを遠隔地間で実施するための仮想空間の実現方法
○宮廻尚幸,橋本浩二(岩手県大)
舞台演出装置を用いたパフォーマンスを行う劇団や音楽バンド等の演者は、本番前にパフォーマンスの流れを確認するため場所を確保しリハーサルを行う必要がある。しかし、演者はリハーサル実施の際に、パフォーマンス会場と十分な時間を常に確保できるとは限らない。そこで本研究では遠隔地間においても演者と会場の演出担当者が連携し、演出を伴うパフォーマンスのリハーサルを可能にする遠隔リハーサルシステムを提案する。本システムは仮想空間内に会場をモデル化することで、本番に近い環境を再現することを目指しており、本稿では、舞台演出効果を伴うリハーサルを遠隔地間で実施するための仮想空間の実現方法について述べる。