情報処理学会 第87回全国大会

2ZM-03
ユーザの苦手キーに適応するタイピングサービスの開発
○黒澤隼人,土肥紳一(電機大)
コンピュータは現代の日常生活において,仕事や学習,コミュニケーションなど多岐にわたる場面で活用されている.その中で,タイピングは個人の生産性に影響を与える重要なスキルである.先行研究では日常的によく使われる文字に関して,打鍵速度が速く正確性も高い傾向にあることが報告されている.本研究では,ひらがなごとの入力にかかる時間を測定し,ユーザごとに苦手なキーを特定する手法を採用する.さらに,AI(ChatGPT:gpt-4o-mini)を用いて苦手なキーを含む文章を生成し,タイピング練習に取り入れることで,効率的に打鍵速度および正確性の向上を目指すサービスの開発を行う.