2ZL-09
物体認識を用いた移動物体検出に基づく歩行者への危険情報提示
○松井祐樹,井村誠孝(関西学院大)
年齢を重ねるごとに人間の周辺視野での認知能力は低下し、有効視野は狭くなる。周辺視野の衰えにより、自動車や自転車の接近に気づかないことは,転倒や事故につながる。本研究では、高齢の歩行者が自動車や自転車などの危険となりうる物体を認知しやすくすることを目的とし、周辺視野の危険情報を歩行者に警告するシステムを構築する。カメラから得た画像から物体認識の機械学習モデルを用いて移動物体を検出する。移動物体の歩行者に対する危険性を判断し、危険である場合、ARグラスを用いて危険情報を提示する。