情報処理学会 第87回全国大会

2ZL-03
モバイル端末利用者のWebブラウンジングにおけるセンサ・操作情報を考慮した状態推定手法の提案
○小山田朱里,堀川三好,岡本 東(岩手県大)
モバイル端末のWebブラウジングにおけるパーソナライズでは,閲覧・操作情報に加えて利用者の動作を考慮することが重要となる.先行研究では,センサデータを用いた変化点検知手法による状態区間の検出を行った後,状態区間ごとに動作推定やアクセス解析から得られたデータをクラスタリングすることで,状態定義する手法を提案した.本稿では,状態定義を動作分類ごとに行うことで,変化点検知後に得られる短期間のデータで状態推定を行う手法を提案する.これにより,利用者の状態に適したパーソナライズを実現することを目的としている.