情報処理学会 第87回全国大会

2ZL-01
センシングデバイスによる生地の柔らかさのデジタル化
○川﨑大誠(旭川高専),宜保達哉(gibee lab),阿部敬一郎(旭川高専)
アパレルの生地は発展途上国での生産が一般的だが,デバンニングの際に品番の判別のつかない商品が多い.大型の判定機械や生地を決定する匠の感覚によって判別するが,どちらも多くの時間を割く.本研究は生地の特性をデジタル化し,柔らかさを数値化することを目指した.具体的には,圧力センサーを用いて,可動極が変形する際に生じる静電容量の変化を電気信号として取得し,その測定値をもとに生地の弾性を解析することで応力による数値化に成功した.