情報処理学会 第87回全国大会

2ZH-08
問題構成に着目した情報基礎科目における試験問題の信頼性並びに妥当性向上への試み
○深田清文,尾崎拓郎(大阪教大)
大阪教育大学における情報基礎科目の理解度確認テストは, 非同期型のCBT形式で実施されている. このテストでは, 公平な受験機会の提供や, 複数回受験時の学習効果向上を狙いとして, 受験機会ごとに無作為に選ばれた一定数の問題が出題されるという形式を採用しているが, 学生に提示される問題の組合せによっては, 出題領域の偏りや解答難易度の差が生じていた, 本稿では, 受講生に対して受験機会によって難易度差が生じないようにするための, 非同期型のCBT形式試験の問題構成方法を提案し, その有効性について議論する.