情報処理学会 第87回全国大会

2ZH-07
大学入学共通テスト「情報」導入に対する受験生の意識と受験対策の実態
○小玉淑乃,小野永貴(筑波大)
令和7年度からは大学入学共通テストの出題科目に「情報」が追加される。情報の配点比は大学によって異なるが、全体として見ると多くの受験生が「情報」を受験することとなる。
「情報」が出題科目に追加される初めての年となる今年度、受験生が参考にできる過去問題や資料がない中でどのように共通テスト「情報」の対策を行っているのか、「情報」が導入されることで受験生の意識がどのように変容しているのか、未だ実態が掴めていないのが課題である。
そこで本研究では、受験対策の実態や学習に対する意識を検証することを目的に、オンラインでの質問紙調査を実施し、全国47都道府県の令和7年度受験生約1,400人から回答を得た。