2ZH-03
小学生向け対戦型プログラミング学習ゲームの開発
○渡邉裕貴,大橋裕太郎(芝浦工大)
本研究では、小学生を対象とした対戦型のプログラミング学習ゲームの開発をし、プログラミングに対する意識の変化と、対戦要素がプログラミング学習に与える効果について検証した。本ゲームはブロックプログラミングを用いてジェット機を操作して対戦するゲームである。プレイヤーはいかに相手のHPを減らすことができるかを競う。小学生20名を調査対象とする。本ゲームを自由にプレイさせ、その前後で質問紙調査を行った。その結果、プログラミングの学習意欲に関する質問で有意な差が見られた。被験者が作成したコードのスコアを比較した結果、ゲームの前後で平均4点から6点に上昇していた。