情報処理学会 第87回全国大会

2ZG-03
競技プログラミングおけるアルゴリズム可視化フレームワークの提案
○田村 唯,中才恵太朗(大阪公立大高専)
計算量改善のためのアルゴリズムは時に複雑であるが,動画などによる可視化により,アルゴリズム全体の動作を空間的に捉えることで,理解が容易となる.競技プログラミングでは,複雑なアルゴリズムの理解が必要不可欠であるため,アルゴリズム学習手段として,アルゴリズムの可視化が有効である.一方で,アルゴリズム可視化には,競技用提出プログラムをそのまま利用できるとは限らず,アルゴリズム可視化用プログラムが必要となり,アルゴリズムを理解するためだけに実装するには多くの負担が生じる.本研究では,競技用プログラムにおけるアルゴリズム可視化を実装する負担軽減を目的として,これの可視化のためフレームワークを提案する.