2ZA-08
ニューラル陰関数を用いた振動触覚情報符号化に関する一検討
○尾澤悠斗,桑原明大,小椋登夢,藤橋卓也,猿渡俊介,渡辺 尚(阪大)
ネットワーク技術の発展とともに,高精細映像ならびに音響や触覚等
を同時に遠隔へ提供することで仮想空間に没入できるバーチャルリアリ
ティ (Virtual Reality: VR) への需要が高まっている.多様な用途にお
いて VR を実現するためには,その基盤となる映像ならびに触覚等の情
報を効率的に圧縮して遠隔へと伝送する必要がある.本研究では,振動
触覚情報の伝送に焦点を当て,ニューラル陰関数表現 (Implicit Neural
Representation:INR) を用いた複数の振動触覚情報の符号化手法を提案
してその有効性を検討する.