情報処理学会 第87回全国大会

2ZA-05
3次元化自己組織化位置推定方式における精度の定点配置依存性の評価
○伊丹智希,上原すばる,川田千尋,滝沢泰久(関西大)
建設業界では,人手不足の深刻化を背景に建設DXによる生産性向上を図るため,作業員の3次元位置を作業現場に応じて機動的・即興的に追尾可能とする屋内測位が必要とされる.本要件を満たすため,北之馬らは自己組織化位置推定方式を提案している。自己組織化位置推定方式は,デバイス間の隣接情報を用いて極めて少数の定点で多数のデバイスの位置を機動的に測位可能であるが,3次元測位での精度が未検証である.本稿では,3次元化自己組織化位置推定方式の精度を定点配置依存性において検証する.