情報処理学会 第87回全国大会

2Y-08
SAMを用いたキクの形状評価
○杉本莉奈(東理大),天野航希(中大),藤迫 哲,佐伯謙司,松下令実,林 篤司(農業・食品産業技術総合研究機構),高地伸夫(農業・食品産業技術総合研究機構,中央大),伊髙 静(東理大)
キクには多くの形状評価項目が存在し,その中でも本研究では,キクの粗密度に着目した.キクの粗密度の評価では,人の目による観察によって行われている.そこで,SAM(Segment Anything Model)を用いてセグメンテーションを行い,粗密度を評価することで,評価の労力削減と誤差の低減を目指した.すでに粗密度が評価されたキクの画像に最適な画像処理を行い,SAMによる検出によって得られたデータから粗密度の評価手法を提案し,その精度を確認した.