情報処理学会 第87回全国大会

2Y-07
キュウリの葉かきデータセットの構築
○繁浪駿汰,石野亜耶(広島経済大),栗田裕弘(広島市農業協同組合)
キュウリは成長が早いため、葉かき(不要な葉を取り除く作業)を毎日実施する必要がある。葉かきすべきキュウリの葉の選定は、葉の成長や病気の状態、葉のバランスなど様々な観点から判断する必要があるため、難易度が高い作業である。そのため、初心者に葉かき作業を習得させるには多大なコストがかかる。
そこで、本研究では、初心者への葉かき作業の補助を目的に、葉かきすべきキュウリの葉を自動判定するシステムを目指す。本システムを実現するため、作業者の視線カメラから葉かきの様子を撮影し、その動画から切り出した画像に対して、葉かきの判断材料となる葉の状態をラベル付けしたデータセットを構築した。