情報処理学会 第87回全国大会

2W-07
あいうべ体操を利用した目覚まし時計の構築
○薮崎海音,長名優子(東京工科大)
すっきり目覚めるには脳の活性化が必要であり、体を動かすことなどが活性化
につながると考えられる。朝、起きるために多くの人は目覚まし時計や目覚ま
し時計アプリなどを利用していると考えられるため、目覚まし時計のアラーム
を止めるときに、身体活動を促すような機能があればすっきりとした目覚めに
つながる可能性があると考えられる。本研究では、あいうべ体操で目覚めを活
性化させる目覚まし時計を構築する。あいうべ体操とは 「あ~」「い~」
「う~」「(舌を出して)べ~」と口を動かすことで舌や口元の筋肉が鍛えら
れる体操であり、身体活動を促すものとして利用できると考えられる。これは、
あいうべ体操を3回行うまで鳴りやまない目覚まし時計であり、Raspberry
PiberryPiとカメラを用いて実装する。カメラから取得した画像に対して、カス
ケード分類器で口領域を検出し、畳み込みニューラルネットワークで「あ」
「い」「う」「べ」の口の形を判定することであいうべ体操が行えているかど
うかを判断する。