情報処理学会 第87回全国大会

2T-01
説明生成アプリによる質問対応と注視行動の評価
○佐藤太智,三枝 亮(神奈川工科大),前土佐勇仁(電通大)
交通事故等により高次脳機能障害が発症すると記憶,注意,行動遂行などに支障が生じ,福祉サービスや保険の補償を受ける際の説明内容を理解することが困難となる.本研究ではCGエージェントが資料内容を説明する動画を自動生成するアプリを提案する.アプリにプレゼンテーション形式のデータを入力すると,CGエージェントが表情や仕草を用いて音声で資料内容を説明する動画が生成される.アプリでは動画生成の機能に加えて,資料内容をライブで説明して質問応答する機能も実現する。実験では視線計測センサを用いてユーザの注視行動を計測し,字幕とCGエージェントの表情や仕草への注視状況や質問応答の内容理解への影響を評価した.