情報処理学会 第87回全国大会

2N-06
アテンションリカレントネットワークを用いた人流データ学習手法の評価と考察
○服部まどか,来住伸子(津田塾大),小口正人(お茶の水女子大),中野美由紀(津田塾大)
近年、人流データは災害対応や観光、まちづくりなど様々な分野における活用が期待されている。本研究では、神戸市で開かれたISWC2016にて収集された短期間の移動軌跡小規模人流データ、長期間の移動軌跡である大規模人流データYJMob100Kを用いてDeepMoveアルゴリズムに関する性能評価を行った。データの特性により、学習の単位であるセッションの適切なパラメータ条件の検討を行い、各データセットごとにおけるアルゴリズムの精度の考察を行った。この結果を用い、移動軌跡の異なるユーザの検出方式について検討する。