2L-07
既存の構文解析器を活用可能なテキスト表現とブロック表現間の相互変換手法の提案
○三津谷晃太,佐々木晃(法大)
本研究では、ブロック言語によるプログラムとテキスト表現によるプログラムの相互変換の効率的な実装法を提案する。ここで扱う相互変換は、テキスト表現及びブロック表現のお互いの詳細な情報を失うことなく行えることを目標とし、特にブロック表現のブロック位置を継承し、テキスト表現の空白や改行位置、コメントなどの情報を保存させる。本研究ではこのような変換のプロセスにおける規則的な処理を考察し、変換システムの一部を自動で生成させることで、相互変換システムを少しでも簡単に得ることを目標とする。本発表ではブロック言語としてblockly、テキスト表現としてpythonを採用したシステムの実装について示す。