情報処理学会 第87回全国大会

2L-05
ブロックプログラミングの開発速度向上を目的とした拡張機能の実装
○真田紘希,佐々木晃(法大)
ブロックプログラミング環境では、マウスのドラッグアンドドロップを駆使してブロックをパズルのように組み合わせることでプログラミングができる。この環境は構文エラーが起こりづらい特性から教育目的で多く使われているが、その作業効率の悪さからプログラミングに熟達したプログラマはほとんど利用しないのが現状である。本研究ではブロックプログラミング環境におけるマウスの移動時間やメニューの選択時間に焦点を当て、操作をより効率化する拡張機能の開発とその評価を行う。これにより作業効率が改善されたブロックプログラミング環境が、特定のシチュエーションで熟練のプログラマが使う環境の選択肢に入ることを期待する。