情報処理学会 第87回全国大会

2L-04
逐次参照的ソースコード生成を用いたソフトウェア自動作成手法の提案
○野本礼恩,田隈広紀(千葉工大)
大規模言語モデルによるソースコード生成が,ソフトウェア開発のパラダイムとなりつつある.その適用範囲はソースコードの補完にとどまらず,抽象的な要求から小規模なソフトウェアを自動作成する試みにまで拡大している.ソフトウェアを構成する全てのファイルを生成するには,入力する情報の量や詳細度,順序といった要素に応じて、想定した出力と乖離することが課題となっている.本研究では,大規模言語モデルによるマルチエージェント間の逐次参照的なソースコードの生成プロセスを提案する.